専門委員会の活動
目的
3次元形状スキャニング技術(産業用X線CTや3次元サーフェススキャナー)の進歩により、現物をデジタル化し、その情報をデジタルエンジニアリングシステムで活用する新しい設計・生産手法の開発が期待されています。本専門員会では、この課題に関心の高い、産業界や学界の研究者・技術者を委員として、技術の調査・検討、技術課題抽出、情報交換等の委員会活動を通じ、本分野の技術進歩・活性化に資することを目的とします。特に本分野は近年急速に技術が普及し、各企業等において様々な技術課題が発生しております。本専門委員会は、この分野に関わる研究者や技術者が交流し、先端技術情報や課題の共有、そして今後の技術開発のための議論を行うフォーラムを目指し、2004年に設立されました。設立当時のメンバー
分野キーワード例
- 産業用X線CT計測
- 3次元サーフェススキャニング
- リバースエンジニアリング
- イメージベーストエンジニアリング
- ボリュームモデリング
- メガポリゴンモデリング
会則
本専門委員会の会則は、こちらをご覧ください。設置期間
- 設立当初 2004年度より5年間
- 2009年より2年毎に延長
活動内容
- 委員会
- 例会(年5回程度)
- 委員話題提供(業務・研究内容の紹介)
- 外部講師セミナー 本分野の理論・技術、先端技術の動向、国内外情報について、専門家から、講義をしていただき、基礎理論や技術課題のポイントについて効率の良く情報獲得する。
- 例会(年5回程度)
- 情報発信
- ホームページ
- 講演会
- 外部講師+委員によるセミナー
- 技術展示会
- 研究発表会
- 報告書
- パンフレット
- 専門書出版、特集記事掲載など
歴代役員
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- 委員長 鈴木宏正(東京大学)
- 幹事 三和田靖彦(㈱トヨタ自動車㈱)
- 会計幹事 定岡紀行(㈱日立製作所)
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- 委員長 松木則夫(産業技術総合研究所)
- 幹事 内田孝尚(本田技術研究所㈱)
- 会計幹事 亀川正之(㈱島津製作所)
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- 委員長 大竹豊(東京大学)
- 幹事 飯田望(日産自動車㈱)
- 会計幹事 赤羽孝彦(丸紅情報システムズ㈱)
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- 委員長 鈴木宏正(東京大学)
- 幹事 内田和寿(アイシンAW㈱)
- 会計幹事 佐藤充男(ボリュームグラフィックス㈱)
紹介記事
- 鈴木 宏正 【現物融合型エンジニアリング専門委員会】3次元計測とデジタルエンジニアリングの融合 精密工学会誌、71 巻 (2005) 10 号 p. 1205-1208 DOI https://doi.org/10.2493/jjspe.71.1205 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspe1986/71/10/71_10_1205/_article/-char/ja
- 大竹 豊 展望【現物融合型エンジニアリング専門委員会】産業応用における3Dスキャニング技術の活用 精密工学会誌、79 巻 (2013) 10 号 p. 908-912 DOI https://doi.org/10.2493/jjspe.79.908 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspe/79/10/79_908/_article/-char/ja
- 鈴木 宏正 展望【現物融合型エンジニアリング専門委員会】3Dスキャニング技術を活用するデジタルエンジニアリング 精密工学会誌、83 巻 (2017) 10 号 p. 917-921 DOI https://doi.org/10.2493/jjspe.83.917 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspe/83/10/83_917/_article/-char/ja/